理 念:MOKUは、木が織り成す 「唯一不二の美」を介して、無垢の木の良さ、さらに新たな再生した木の可能性を提案します。
自然保護であったり、環境保全などの観点からすれば、ある意味それを達成するだけなら、ボランティアや公的な活動に参加したり、支援したりすれば、<個人的な想いや達成感>を得ることはできるはず。
それでも、個人的な想いから、社会的な使命として、昇華させるには、多くの方が参加し、社会的な変革へと導くための仕組みが必要であり、その一つとして、経済活動があります。
その経済活動が人々を惹きつけ、魅了し、正常な競争を作り、未来への道標となります。そうした活動の第一歩として、MOKUを立ち上げました。
MOKUは、まだ見えない美しい杢目を想像して育てる木と似ています。
杢目は、自然が生み出す強い力に逆らって生み出される芸術です。
それは、台風や大雪、灼熱の太陽、急斜面の負荷など、長い年月を耐え切った末に生まれるものです。
この自然美を朽ちるものとせず、活かし、再生し、永遠の美として、後世につなげ、森を守り、木を育てる価値を、製品を通して伝えゆくことが、最終的に自然を愛でながら、守る心を生み出し、感謝とともに過ごせるのではないかと考えます。
いらっしゃいませ。 ようこそ、杢板ディスプレイ専門店 MOKUへ。 当店では、岩手県産の木材から産み出される木理の綺麗な杢目板の販売を行なっております。 木理(もくり)とは木材の切断面に現れる模様で、一般的には木目と呼ばれます。 杢目(もくめ)とは木理から派生し、珍しく貴重な木目柄を指し、全てが一点ものです。 当店は、材木店ではなく、皆様の感性を刺激する<杢目柄の美しい杢板>を販売する専門店です。 どうぞ、ごゆっくりご覧くださいませ。
多様性の時代、人々の価値観の変化により木材の需要が長期にわたり低迷しています。 私達は、大量生産、大量消費のマーケットから、木材の価値を創造し、再生するためにお客様の選択肢として残れる仕事を続けなければなりません。 日本人は古来、木と共生した民族であり、住宅・家具・装飾品の生産により、木材の活用方法をより進化させてきました。 先人が残してくれた木の文化は私たちに取って、日常的で普遍なもので、五感で感じる木材の豊かさは無くてはならないものです。 Moku Projectは、時代の需要に即し、かつ市場にとらわれることなく自由な発想で木材文化の進化を提案していきます。
こちらには、岩手県産の樹種からお選びいただけるディスプレイ用の杢板をご用意いたしました。
料理の見栄えをグッと引き立てる杢目長板、漆器、陶器などの格調を際立たせる貴重な杢目輪切板、茶室などの景色に溶け込む杢目花台板など、皆様の感性に合わせて、お選びください。
※ こちらの製品は、完全なる無垢肌ではございません。手触りや湿気による割れ、変色などを防ぐための安全な樹脂塗料を必要最低限使用しております。